鹿児島県民は信号を守る

9月の末、はじめて鹿児島へ行った。

2泊3日、取材も込みなのでほぼ自由時間はなくすべてにおいて駆け足になってしまったのだけれど、それでも「鹿児島いいとこだなー」と思ったことがあって。

それが”みんな、めちゃくちゃ信号を守る”ということ。や、これたまたまかもしれないし、筆者の過ごした鹿児島中央天文館エリアのみかもしれないのだけど、これが一番驚いたことだった。

大きな繁華街・夜中・短い横断歩道、なんて条件が重なったら都内だったらササッと渡るひとが結構いると思う。ただ鹿児島のひとたちは本当に全員がしっかり信号を守って渡っていて、「すげー!」と思った。頭の悪い感想で申し訳ないんだけど、すげー!と思ったのだ。気持ちがよかった。

他にも電車に乗ればしっかり詰めて席に座るし、桜島で紛失したキーケースをわざわざ届けてくれるし(これは本当に死ぬところだった)、ここに来るまでは全然知らなかった鹿児島の人たちに触れ、いたく感銘を受けたのだった。

美味しいものもあるだろう、温泉や歴史ある建物もあるだろう、そんなことより鹿児島のひとたちに会いにここへ行って欲しい。そんなことを思った。

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写真は偶然街路樹が重なってカーニバルっぽくなった大久保利通